飲食店でもデジタルサイネージは使われている

いつも行くショップや病院、通勤に使っている駅などでデジタルサイネージを見たことがある人も多いはずです。デジタルサイネージ電子看板の名称でも知られ、ディスプレイなどの表示端末を使って情報を発信するシステムです。小売店の場合は窓際や入り口などにディスプレイを設置し、特売情報やキャンペーン情報などを表示する例が多いでしょう。ユーザーのメリットとして歓迎されるクーポン情報などの配信も可能となっており、ソーシャルネットワークと連携したサービスも可能です。

大型のショッピングモールや商業施設の場合は、広場やエントランスなどに設置されています。広場に設置されたデジタルサイネージはイベント情報や専門店情報に加えてその日のニュースや天気を流すことも多く、来客に有意義な情報を取得できる場となっています。飲食店におけるデジタルサイネージは、入り口前に設置された看板としての役割を果たしたり、テーブルの上に置かれてメニューになったりとさまざまです。時間帯ごとにコンテンツを切り替えることができるため、朝の時間帯はモーニングメニュー、昼はランチメニュー、夜はディナーと各種メニューを変化させていくこともできます。

また、曜日ごとに異なる特別メニューを表示したり、地域ごとに料理の価格が異なるチェーン店では料金をそれぞれ変更して表示したりとあらゆる場面で活用できます。限定された店舗で特別メニューを配信するなどの使い方も便利です。